知ってますか?昔は日本人は金持ちだったということ

 先日、シンガポールからお客様が来られたときのことです。

一緒に食事に行ったり案内したりしていると、「こんなに美味しいものが、なんでこんなに安いの!?」と驚かれました。驚かれるというより、なんだか少しバカにされているような気分にすらなりました(笑)。

私が小さい頃は、本当に「日本人=お金持ち」の時代でした。今の若い方は、そんなこと感じたこともないだろうな、と思います。

特に1985年のプラザ合意のあと、それまで1ドル240円前後だった為替が、一気に120円前後まで猛烈な円高が進んだんですよね。国内の物価はそのままで為替が2倍になったわけですから、ドル換算した日本の物価は世界一高いレベルになりました。 逆に日本人から見れば、海外の物価がすべて「半額」になったようなものです。バブル期にみんながこぞってハワイやヨーロッパへ行き、ブランド品を爆買いしていたのも、今思えば当然でした。

それが今や、日本はすっかり「安い国」になってしまいました。まるで途上国です。

しかも、ただ安いだけじゃなくて品質は抜群にいい。これって買う側(海外)からすれば最高ですが、売る側(日本)からすれば、一番「質が悪い(笑)」状態だな、としみじみ感じます。安くて良いものを、良いように買い叩かれているわけですからね。 最近よく耳にする「二重価格」にするのも分かりますが、それって昔、私たちがアジアの途上国に旅行したときによくあった値付けのシステムなんですよね(笑)。

かつてのお金持ちだった日本を懐かしんでも仕方がありませんが、目の前でこういう変化を見せつけられると、やっぱり「もう少し強い日本を再度見たいな」と思ってしまいます。

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